シュガーロードツアー海外編「マカオ」2

シュガーロードツアー海外編、マカオの旅は続きます。

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マカオの港からバスに乗って20分ほど揺られたところに、A-ma Temple(媽閣廟)がありました。中国語で媽閣廟と書いて「マァコッミュウ」と発音するのですが、なんでもマカオの地名の語源らしいです。
ここに祀ってあるのはアーマ様という「航海の女神」らしいと聞いた瞬間、ピンときました。「長崎の媽祖さまだ!」

昔、長崎に唐船が着くと「媽祖神」を船から降ろして、唐寺の媽祖堂に安置し、また出港する際に船に戻したという文化がありました。今では中国の春節祭、ランタンフェスティバルのときに「媽祖(まそ)行列」や「媽祖堂」という言葉を耳にします。

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A-ma Templeはすっかり観光スポットという雰囲気でしたが、たくさんの観光客が長いお線香を手にしきりに拝んでいる姿が印象的でした。長崎とマカオ、同じ海の女神を信仰する文化が今でもあるということですね。


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A-ma Templeの向かいに、今回の旅の目的「海事博物館」があります。

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展示の内容は、マカオの人々の伝統的な漁のことから、15世紀以降ポルトガルと中国間の航海における様々な側面を紹介したもの、航海術の歴史など見応え抜群でした。

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そして、ポルトガル・リスボンの博物館に所蔵してある南蛮屛風のレプリカが!
約2年前にリスボンで見た記憶を蘇らせながら、南蛮貿易時代の長崎の様子を眺めたのでした。


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丸くかわいらしい形の窓の外には、海が見えました。
ここがかつて国際的な港だったのか……歴史の教科書や本で読んだことが、その土地に実際に立ってみることでストンと腑に落ちることはよくあります。
ここに来て、ようやく「ポルトガルーマカオー長崎」……海のシュガーロードのことを自然な形で体感できたような気がしました。(y)

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<つづく>